大学では国際経済を専攻していましたが、ものづくりの仕事に就きたいと思い、文系でもものづくりに携われる、SE職を志望しました。現在はサーバー関連のSEとして、大・中・小規模のサーバー関連のシステム設計・構築の仕事をしています。SEとしての転機が訪れたのは3年目のことでした。WAN（離れた拠点間の通信ネットワーク）を高速化する製品のメイン担当を任されることになったのです。今までは若手SEとしてプロジェクトの一部を担当していましたが、この製品の担当になり、提案から設計・構築、マネジメントまでの実務を担当しました。不安もありましたが、3年目の私に一つの製品の仕事を全て任されることが本当にうれしかったです。
最初は、知識や技術力も浅く、自分で解決出来ない部分が多々ありました。また同時期にこの製品を使用している複数のお客様にトラブルが起きた時は、本当に辛かったです。しかし、営業とSEの先輩や上司の方など多くの社内のメンバーの協力で無事にトラブルを乗り切ったことは、自分自身の成長に繋がったと思います。その時乗り切ったメンバーとは強い信頼関係が出来、今でも仕事の相談を持ちかけられる同志となっています。
現在は他の仕事も任されていますが、SEとしての自分の得意分野は何かと聞かれたら、やはりネットワークのWAN回線を高速化する分野と答えます。苦労も多かったですが、お客様への提案活動や社内の情報連携など、様々な経験を積めたことは大変貴重でした。提案から導入までを担当したあるお客様から追加でシステム拡張の話をもらった時は、自分の努力がお客様に認められたと思い仕事のやりがいを感じました。

文系出身で経験の浅い私でもある製品の担当に抜擢されたように、KELは、若手に活躍の場を作ってくれる会社です。しかし任せっきりということではなく、何かあればしっかりサポートしてくれる上司や先輩達がいることもKELの魅力だと思います。トラブルを抱えた時も必ず助けてくれるという安心感があったので、自分の能力を十分に発揮することが出来ました。
現在はサーバー関連のプロジェクトを担当しています。まだまだ自分のことで精いっぱいで余裕はありませんが、5年後にはプロジェクトマネージャーになり活躍出来るよう、大きなプロジェクトにもチャレンジしたいと考えています。目標は先輩達のように、お客様目線で物事を考えられるプロジェクトマネージャーです。
入社前に持っていたSEのイメージは、黙々とパソコンに向かって作業する仕事。しかし実際に配属されると、お客様と会話する機会が多く、お客様に寄り添って仕事をする職種だと気づきました。人と話すのはあまり得意ではありませんでしたが、お客様の話を聴き、要望に応える機会が増えたことで、仕事の視野も広がりました。今では自ら訪問する機会を作り、お客様との距離を縮めています。お客様に信頼され、指名されるSEになりたいと思っています。

オフタイム

SEの仕事は、案件の状況によっては平日の夜や休日にプライベートの時間が取れない時期もありますが、その分は後日代休を取ることが出来るので、仕事とプライベートは両立出来ていると思っています。趣味はテニスや旅行ですが、実は学生の頃から競馬を時々やっています。ただし負けてばっかりです（笑）。