幅広い知識を必要とするプレセールス。複雑なことを分かり易く「伝える」という仕事。

プレセールスの使命は広範で複雑なITをシンプルに伝えること。

プレセールスという仕事は、その名の通りセールス(契約や販売)のプレ(前段階)の仕事です。お客様に直接会って要望を確認し、提案書を作成してプレゼンする業務と、セミナーなどを通して新しいお客様を開拓し、お客様にIT動向などを啓蒙するのが主な業務です。営業と技術者であるSEとの懸け橋のような役割、スペシャリストでもありゼネラリストでもあるといえるでしょうか。
プレセールスに必要なスキルは、ひとことで表すなら「伝える力」。必要とされるのは、お客様の要望を引き出すヒアリング力と、お客様が求めていることに対して、製品知識や業界知識など幅広い情報を俯瞰し、分かりやすく伝える力です。ITは常に変化しており新しい技術も次々と登場します。最新の潮流を捉えつつ、幅広い分野からお客様の要望に最適なソリューションを提案する。また難しい用語も理解してもらえるように説明しなければなりません。重責ではありますが、お客様の期待値を超える提案が出来た時や、セミナー講演で私達の想いが伝わったとの感想をいただいた時、確かな手応えを感じます。セミナーをきっかけに新しいお客様との取引きが始まるケースもあり、伝えるという仕事に大きなやりがいを感じています。
私は入社前、一つのことを突き詰めるのではなく、幅広いメーカーのソリューションから最適な組み合わせを提案するSEになりたいとの思いからKELを選びました。そして入社後は、SEとしてシステム構築やプロジェクトマネージャー、営業支援の提案プレゼン等を担当する中で、話す仕事、伝える仕事により魅力を感じるようになりました。お客様へ伝えることが実現出来る仕事(プレセールス)は、私にとって理想の仕事といえますね。

理想の仕事に近づくために必要なのは「やりたい」という強い意思。

どんなキャリアを積めばプレセールスになれるかとよく聞かれるのですが、私の場合、入社から7年間SE職として業務に携わった後、現在の部署に異動してプレセールスとなりました。部内には、営業職からプレセールスに転身したメンバーもいます。いずれも共通しているのは、営業もしくはSEの担当経験があるという点です。幅広い製品知識や業界分析力、プロジェクト推進力を養うためには、入社後3年程度は営業もしくはSEを担当としてお客様の要望に応えるという経験を積むべきだと思います。お客様は何を求めているのか、それに対してどのような提案を行ってきたのか。肌で感じることの出来る担当での経験は、新たなステージ(プレセールス)でもきっと役に立つと思います。
営業でもSEでも、どのようなキャリアを積むにせよ、一番大事なのは「こんな仕事がしたい」という強い思いです。KELはやる気があれば若手にも大きな仕事を任せてくれる会社です。任された仕事を一つひとつクリアしてスキルを磨き続ければ、5年後、10年後、やりたかった仕事に就いている自分に出会えると思います。私も遠い先の自分など想像出来ませんでしたが、10年たった今、自分が思い描いていた仕事が出来ている実感があります。

オフタイム

提案期限や納期のある仕事なので、9時-17時に仕事をしてその後はプライベート、という訳にはいかない時期もあります。それでも仕事にひと区切りついたら、しっかり休んでリフレッシュし、海外旅行にも行っています。また以前は、大学時代からやっていたバトミントンを続けていたのですが、結婚して生活環境も変わり、あまり行けなくなってしまいました。最近運動不足になりがちなため、ジムに行って意識的に体を動かすようにもしています。

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キャリアステップ

2005年4月(入社1年目)
オープンシステム開発本部 サーバーシステム部 第二課
入社当初はOJT担当の下、インフラシステムの構築作業を担当。
2008年4月(入社4年目)
システム本部
企業インフラシステムの提案、構築を担当。
2010年4月(入社6年目)
同上
ITインフラの提案、構築を担当し、システム構築のプロジェクトマネージャーとして数々の案件を担当。
2011年12月(入社7年目〜現在)
ビジネス開発本部
プレセールスを担当。企業インフラシステムの提案、企業データ分析(ビックデータ)、セミナーでの最新技術動向の講演を行う。

プロフィール

様々なメーカーのソリューションを組み合わせて、最適な提案ができる点に惹かれて入社。現在はプレセールスとして、お客様のインフラシステムの提案や企業内データ分析システム(ビッグデータ)の拡販などを行う。

心に残るお客さまからのひとこと

「ここまで提案してくれるとは
思わなかった。」

従来からお付き合いのあるお客様でしたが、提案までに与えられた時間はわずか1週間。土日も使って分厚い提案書を提出した際、「短い期間に、ここまで自分たちのシステムのことを考えて提案してくれるとは想像していなかった」と言われたことは、印象深かったです。

※内容は取材当時(2015年2月)のものです。

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