成功も失敗も、すべてはいい経験。変化を恐れず、行動を起こすことが、1人1人の成長につながる。

営業メンバーが楽しく働ける環境を部長として作り上げたい。そのために、いま私にできることを。

2020年の4月から19名の営業部員が所属する第一営業部の部長となりました。現在も一現場の営業担当としてお客様との直接的な関わりを持っています。それだけでなく、組織を強くするために、いかに現場のメンバーがモチベーションを高く持って、楽しく働くことができる環境を提供できるかを日々考えています。部内だけでなく、関連部門を巻き込みながらメンバーの成長を促すような、サポートの比重が部長となってからは大きいかもしれません。そうした中で具体的に心がけていることがあります。そもそも、成長というのは変化から生まれるものですから、既存のお客様であれば新しいエリアの商材のご提案や、新規にお取引いただくお客様の開拓といったことの意識を持つことが大切です。部長として、自ら率先して変化を求められる環境へ向かうことで、周りのメンバーが成長できればと思っています。こうした姿勢を示すことと同時に言葉で伝えることも必要です。その場合にも、あまり話を長くせずに、わかりやすい言葉で伝えるようにしています。私がいま伝えたいのは、「失敗したとしても、それは戦った結果である」ということです。仮に受注に失敗したとしても、何がいけなかったかの反省は必要ですが、行動を起こしたからこその失注です。そこには、何かしらの変化がある。失敗も成功も、そこで得たことを知識として蓄積して、次に繋ぐことができればいいのではないでしょうか。

組織をまとめるために必要なこと。「こうしたい」という強いメッセージと、笑いを忘れない職場作り。

第一営業部には、3つの課がありますが、最近はそれぞれの課の営業会議に他の2課の課長にも出席してもらっています。別の営業会議を見ることで、気付きもありますし、会議のたびごとに私が同じメッセージを発信していれば、課長にもより深く伝わります。それに3課あるとどうしても1つの課で固まりがちですから、部内全体の風通しを良くしたいという思いもあるんです。課を横断して情報共有することで、相乗効果も生まれやすくなります。そうした刺激が加わることで、現場の営業スタッフがお客様から依頼される商談だけで満足することなく、課題解決型の営業ができるようなスキルアップにも繋げていきたいと思っています。ただ、組織をまとめるためには、職場の中に笑いや楽しみも必要です。日曜日になれば、明日から仕事だという気持ちになりますが、少しでも会社に来たら楽しいと思えるように、打ち合わせや自席にて雑談するときにも、笑いで場を和ませたり、営業成績についての重苦しい内容の話をするときにも、ユーモアを忘れないようにしています。
KELが創業から50年という長きにわたり、お客様からご評価いただけるのは、その時代に合わせて変化をしてきたからだと思います。その背景には、社員が成長していける場がこの会社にはあるということ。これからも引き続き、過去にとらわれることなく、1人1人が変化することにより、強いKELでいられると思います。私も責任ある立場として、そのような会社にしていきたいと思っています。

オフタイム

平日は家族と一緒の時間はあまり取れませんから、休日には家族といる時間を大切にして、買い物に行ったり、食事をしたり、何気ないけれども大切な時間を過ごしています。家族でキャンプに行くこともあります。自然の中で過ごすとリフレッシュできますね。あとはやっぱりゴルフも楽しいですね!

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キャリアステップ

1999年4月(入社1年目)
データシステム営業本部
基幹系システムの製品販売を担当。
プリンター・テープ装置の提案がメイン。
2001年4月(入社3年目)
第一ソリューション営業本部
お客様担当営業として、ソリューション販売を担当。サーバーやストレージなども扱うように。
2013年4月(入社14年目)
同上
課長補佐となり、より責任のある立場で自分のお客様の他、課員のお客様も担当。
2014年4月(入社15年目)
同上
課長補佐から課長となり、課員の人材育成も行なう。
2020年4月(入社20年目)
同上
部長となる。部全体を通して、経営にコミットしながら組織作りに従事。

プロフィール

大学時代は法学部であり、インターネットがようやく普及してきた頃。これからはITの時代だという思いからKELに入社。いい先輩に恵まれて、仕事の面白さを知る。現在は営業部長として、19名の営業を束ねて組織の強化を図る。

心に残るお客さまからのひとこと

「これからもよろしくね」

かつて担当していたお客様と、部長になり15年ぶりに再び担当に。久しぶりに食事をご一緒し、当時大変だったけれども逃げ出さなかったからこうして笑顔でお会いできることに感動。その時、信頼を込めて「これからもよろしくね」と。15年の歳月もあり、心に染みました。

※内容は取材当時(2020年12月)のものです。

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