期待と不安を抱えて歩き出す新人の悩みや疑問をしっかり受け止めて必ず答えを返す先輩でありたい。

コツコツと物事を積み上げていけるのが営業担当である私の一番の持ち味です。

現在、私は大手製造業のお客様を中心に営業を担当しています。お客様への提案から始まり、ソリューションの導入、保守、運用といったITライフサイクル全般において、お客様のインフラ業務を支援しています。具体的な業務としては、お客様へのヒアリングや提案活動を積極的に行うなかで、見積依頼をいただきます。内容が複雑な案件であれば、より詳細なヒアリングを行った上で提案書を作成します。KELは商社系SIerですから扱う製品の幅はとにかく広いと自負しています。それに営業を下支えしてくれるプリセールスやSE部門の技術レベルが高く、例えば導入時に設計変更を余儀なくされるような時にも、お客様の期待値を理解し、フレキシブルに対応することができます。お客様には、「何かあれば、まずはKELに相談すれば提案してくれる」と思っていただけているのではないでしょうか。
そのようにお客様から信頼を勝ち取るためには、日々の積み重ねが大切です。お客様に寄り添い、よく耳を傾けることで、お客様が期待していることを正確に把握し対応できます。お客様の悩みに真摯に向き合うことが、信頼感に繋がるのだと思います。
もう1つ私が大切にしているのが、スピード感です。入社4年目に担当していたお客様から、「早さはマズさをカバーする」との言葉をいただきました。とても印象深かったのを覚えています。詳しく伺うと、「納期ぎりぎりに100点の回答を出すよりも、多少間違っていても80点の回答を素早く出してもらう方がうれしい」とのことでした。それ以来、お客様が期待される以上のスピード感を持ってレスポンスするようにしています。

いろんな人を巻き込んでいくことで受注できた時の喜びや達成感が大きくなります。

いま私は“社内副業”のような形で、所属する第二ソリューション営業本部内にタスクフォースを立ち上げて活動しています。タスクフォースのメンバーは私を含めて4名で、みんなKELのことが好きな社員なのですが、ある時、会社への思いの強さも相まって「会社を変えたい」という熱い思いを語り合ったんです。翌週、その思いを本部長と部長に伝えたところ、「やってみろ」ということになりタスクフォースが発足しました。
「会社を変える」というのは、“モノ売り”から“コト売り”へのシフトを意味します。これまでのKELは様々な製品を売ることが中心の“モノ売り”のビジネスモデルでした。最近のIT業界の流れは、クラウドサービスやサブスクリプションなど、購入ではなくサービスを利用する方向へとシフトしています。つまり、“コト売り”です。そうした業界の大きな流れの中で、我々もこれまでのビジネスだけでなく、新しい事業の立ち上げやソリューションを考えていかなければいけません。それを生み出すのがタスクフォースの使命です。まずは、所属する本部で取り組みを実施して、うまく市場に対して価値を提供できるようであれば、全社展開も期待できます。KELの持つ技術力に、AIやディープラーニングなど新しいエッセンスを加えて、新たな事業を立ち上げたいと思っています。
こうした取り組みができるのも、KELの自由度の高さがあってこそ。チャレンジ精神を尊重してくれる風通しの良さがあるので、社員も伸び伸びと仕事をすることができます。IT業界は変化の激しい業界です。アンテナを高く張って、日々変化するお客様のニーズに寄り添いながら、KELのビジネスモデルも変化していければと思っています。

オフタイム

学生時代はボクシングで体を鍛えました。社会人になってからもジムに通っていたのですが、30代になり忙しくなってからはジムにも通えず。最近また鍛え直そうと思い、自宅でトレーニングに励んでいます。筋トレはやった分だけ成果に現れるので、仕事がダメだったときの癒しにもなるんですよ。

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ある1日のスケジュール

8:00 出社
メールチェック、業界紙やニュースサイトで業界ニュースをチェック。
09:00 お客様とWeb会議
A社様と新規案件の概要を確認。
10:00 見積書作成
B社様の案件の見積書を作成。
11:30 社内会議
進行中のプロジェクトの進捗を打合せ。
12:00 ランチ
この日は、コンビニで購入したお弁当で済ませる。
13:00 社内チームミーティング
所属する部署の会議。前週の活動状況の確認と、プロジェクト進捗状況の報告。
15:00 お客様とのWeb会議
C社様の既存システムのリプレイスに関する打合せ。
18:00 社内の定例会
本部内で進めているタスクフォースの定例会。
19:00 退社
自宅でくつろぐために、寄り道をせずに帰宅。

プロフィール

職場見学で感じた和やかな雰囲気が入社の決め手。入社1年目は製品部門に配属され、取引先メーカーとの窓口や直販営業の提案支援を経験。2年目で営業部門に異動。現在は、若手営業社員とともに、チームで営業活動を行なっている。

心に残るお客さまからのひとこと

「出口さんが担当でよかった」

月並みですが、あるお客様からこう言われたときはうれしかったです。困難な要望も多く、作業品質にもとても厳しいお客様でしたが、すべての要求に全力でぶつかる姿勢を評価してくださったのだと感じられた瞬間です。

※内容は取材当時(2020年12月)のものです。

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