ニュース&トピックス

  1. HOME
  2. ニュース&トピックス
  3. 【イベントレポート】 第37回ものづくりワールド東京に出展しました

2025.07.23 お知らせ 【イベントレポート】 第37回ものづくりワールド東京に出展しました

製造業サイバーセキュリティ展にて、製造現場のセキュリティ課題を解決する製品・サービスをご紹介

修正R0007409.JPG

 当社は、7月9日(水)~11日(金)に幕張メッセにて開催された「第37回ものづくりワールド東京」に出展しました。今年より新設された「製造業サイバーセキュリティ展」にブースを構え、製造業特有のセキュリティ対策製品・サービスをご紹介し、盛況の内に終えることができました。まことにありがとうございました。
 出展ブースでは「製造現場のセキュリティ課題をワンストップで解決」をテーマに、製造業DXの推進に伴ってセキュリティリスクが増大する中、工場セキュリティ対策の始め方とポイントを、具体的なソリューションとともにご紹介しました。
 なお、展示コーナーでは協賛各社と連携し、工場現場の方にもイメージしやすいようにOTセキュリティ製品の実機をご用意することで、より多くのご来場者にお立ち寄りいただくことができました。 



工場セキュリティと製造業DXに特化した展示コーナー

 当社の展示コーナーでは、国際標準規格「IEC 62443」に基づくセキュリティフレームワークを軸に、製造現場に必要なOTセキュリティ対策をレイヤーごとに整理してご説明させていただきました。
 そのOTセキュリティ対策の一環として、TXOne Networksの展示コーナーでは「DX推進を支えるOTサイバーセキュリティ」として、工場でのファイル授受や外部データの持ち込みを安全に行うための製品を実機でご紹介しました。
 また、NetApp社コーナーでは、製造業DXにより工場内のデジタルデータ量が増加する中、ストレージのキャパシティプランニングやランサムウェア対策、重複排除機能などの必要性をお伝えしました。
 さらには兼松とのコラボレーションとして、製造業にて多くの実績を有するクラウド在庫管理アプリ「KG ZAICO」のご紹介など、ご来場者の課題やお悩みをお伺いし、課題解決に役立つ情報提供をさせていただきました。

兼松エレクトロニクス 展示コーナー

TXOne Networks 展示コーナー

ネットアップ 展示コーナー

兼松 展示コーナー



「ここから始める工場セキュリティ」をご提案

 OT環境に限らず、セキュリティは単一の防御策に頼るのではなく、多層的に組み合わせてサイバーレジリエンスを向上させる必要があります。しかしながら、どの対策から着手すべきかお悩みのお客様が多いことも事実です。
 そうした課題にお応えするため、KELでは「ここから始める工場セキュリティ」と題し、OTセキュリティ対策のポイントをわかりやすく説明資料に落とし込み、アセスメントや可視化ツール、リスク制御の手法や進め方をご提案させていただきました。
 具体的なソリューションとしては、実機を展示したTXOne Networks製品や、OT環境に特化したリカバリーソリューションであるSalvador Technologies製品に、多くのご来場者の方が足を止めて見ていただけました。

工場に持ち込まれるメディアの高速スキャン・駆除機能を提供するTXOne Networks「Safe Port」

OT専用リカバリー製品Salvador Technologies製Cyber Recovery Unit(CRU)



今後の展開

 ご来場者が当社ブースにお越しいただいたきっかけの一つには、工場とインターネットとの接続によるサイバー攻撃被害の可能性が挙げられます。また、工場の業務効率化や生産性向上をミッションとするDX推進部門のご担当者が、セキュリティの必要性を意識され、情報収集に来られたケースもありました。
 工場内のデータを統合的に収集し、AIによる分析を実行したい、という製造業DXのニーズは今後ますます増加すると予想されます。比例して高まるセキュリティリスクへの対応として、KELはOTセキュリティのマルチベンダーとしてアセスメントから運用フェーズに至る一連のライフサイクルを総合的にご支援できる体制を整えています。 
 今後、KELはOTシステムの特性を加味したセキュリティ対策だけでなく、従来は分離していたOTとIT双方のネットワークを安心安全に融合するためのご提案を行ってまいります。OTセキュリティに課題をお持ちのお客様は、ぜひ当社にお声がけください。
 最後に、当社ブースにお立ち寄りいただきました多くの皆さまに、この場を借りて厚くお礼申しあげます