中期経営計画
中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)
当社は、2022年4月に2023年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定いたしました。
基本的な考え方
2023年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画では、サービスビジネスの更なる強化や、お客様の戦略的パートナーとしての地位確立のための業種・業態への知見の蓄積、既存および新規領域双方のアライアンス戦略を策定、推進します。また、これらの戦略を実行するため、持続的な成長に資する人的資本への投資とデジタル投資および強固なセキュリティの実現による経営基盤の強化に取り組みます。
重点施策
- 1. お客様のDXに伴走する戦略的パートナーとしての業種・業態特化ビジネスの展開
- 2. お客様にとって最適となるサービスを実装したプラットフォームの提供
- 3. 資本・業務提携を含むアライアンスによる付加価値の協創と新規事業領域の開拓
- 4. 最先端テクノロジーを活用したグリーントランスフォーメーション(GX)への取り組み
- 5. 職場環境や処遇の改善、健康経営推進といったウェルビーイングの向上に加え、人財育成、女性活躍推進や採用人数の増加など持続的な成長に資する人的資本への投資
- 6. 健全な財務体質を維持しながらもデジタル投資および強固なセキュリティの実現による経営基盤の強化
数値目標(最終年度)
上記の重点施策を着実に実施することで、最終年度(2025年3月期)は以下の数値目標を目指してまいります。
経常利益 | 135億円 |
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ROE | 12%以上 |
成長のための投資 | 3カ年で合計100億円 程度 |
中期経営計画期間の3ヵ年(2023年3月期~2025年3月期)における最終年度の利益目標は「経常利益135億円」、「ROE12%以上」とします。また、成長のための投資については、資本・業務提携を含むアライアンスや持続的な成長に資する人的資本への投資およびデジタル投資などによる経営基盤の強化のため「3ヵ年で合計100億円程度」を想定しています。
事業ポートフォリオマネジメント
当社グループは、中期経営計画において事業ポートフォリオに関する基本的な方針を新たに策定しました。
今後は、「主力事業の深化と新規事業領域の開拓」の基本方針のもと、事業ポートフォリオ戦略を着実に実行し、中長期的な企業価値の向上とさらなる成長の実現に向け、取り組んでまいります。
事業ポートフォリオ基本方針
KELグループは、中長期的な企業価値の向上とさらなる成長を実現すべく、「主力事業の深化と新規事業領域の開拓」を基本方針とし、高い収益性・成長性と激しい環境変化への耐性を兼ね備えた強靭な事業ポートフォリオの構築を目指します。
事業ポートフォリオに関する戦略の実行や見直しについては、定期的に取締役会で検討を行います。

サステナビリティの取り組み
当社は1968年の創業以来、半世紀以上にわたりテクノロジーを活用したお客様の課題解決を通じて、社会に貢献するとともに、持続的な成長を目指しています。
このたび、当社グループではESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮したサステナビリティ経営を推進するため、新たに「サステナビリティ基本方針」を長期的な指針として定めるとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に関わる、優先して取り組むべき4つの重点テーマを掲げることとしました。
これら社会的課題の解決に貢献し、これから50年、100年と持続的に成長することを目指します。
サステナビリティ基本方針
KELグループは、「信頼と価値を創造するIT総合サービス会社を目指します。」という経営ビジョンのもと、持続可能な社会の実現を目指します。
- 最先端テクノロジーを活用したイノベーションの創出によって、社会的課題を解決します。
- 個の力の最大化と挑戦を促す環境の整備により新しい価値を創造し、ステークホルダーとの信頼関係を醸成します。
- グループガバナンスの強化を通じて、価値創造を支える健全で透明性の高い経営基盤を構築します。
SDGsの取り組み
重点テーマ | 関連するSDGs | 取り組み内容 |
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最先端テクノロジーを実装した 社会インフラの整備 |
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クラウドおよびサービス展開による 環境負荷の低減 |
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デジタル/サイバーセキュリティ 人財育成および働き方改革 |
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自社ビジネスのデジタル化推進による知見の還元 |
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サステナビリティ
当社グループにおけるサステナビリティの取り組みについて掲載しております。