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営業職、SE(システムエンジニア)として活躍している3名の若手社員によるスペシャルトーク。仕事の楽しさや難しさ、職場環境など、KELという会社で今、彼らはどんなことを感じているのでしょう。これからのビジョンを含めて、本音で話してもらいました。

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中村 吉孝 Yoshitaka Nakamura

2015年入社
環境都市工学部 都市システム工学科卒
第一ソリューション営業本部
第二営業部 第一課

学生時代は麻雀が得意でしたが、会社ではメンバーが揃わないので先輩に誘われるままゴルフを始めました。クラブやウエアを揃えて練習を始めたところですが、コースに出るのが楽しみです。

浅沼 友紀菜 Yukina Asanuma

2014年入社
理学部 生体制御学科卒
第一ソリューション営業本部
第一営業部 第一課

入社後に会社の部活でゴルフを始めました。活動は本格的で、群馬県の富岡で年に2回開催している合宿にはラウンドプロも呼んでレッスンを行っています。上手くなりたい方はぜひ入部してください。

松山 耕一郎 Koichiro Matsuyama

2014年入社
理工学部 電気電子情報通信工学科卒
システム本部 第ニシステム部
ICTイノベーショングループ

休日は映画館へ出かけるか、会社近くの体育館を借りてバスケの練習をしていることが多いです。最近ひとり暮らしを始めたので料理の腕を磨いておいしいものを簡単に作れるようになりたいです。

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研修体制が充実している会社なら入社後に勉強すれば大丈夫だと思っていた。

KELへの入社を決めた理由は?

浅沼さん 得意だったのはプログラミングではなくタイピングですが、PCを操作するのが好きだったので、IT業界を軸に就職活動を行いました。KELにエントリーしたのは、あらゆるメーカーの製品を扱えるマルチベンダーという点に惹かれたからです。入社の決め手は、最終面接後の懇親会ですね。明るくて前向きで、何でもオープンに話してくれるこの人たちと一緒に仕事がしたいと思ったのです。

松山さん 大学の専攻は電気でしたので、メーカーの技術職を志望していたのですが、就職活動を進めるうちにIT業界のSEならコミュケーションスキルを発揮して多くの人と関わりながらものづくりができると知り方向転換。授業でプログラミング(C言語)の基礎を学んでいた程度で専門的なスキルはないに等しかったですが、研修体制が充実している会社なら入社後に勉強すれば大丈夫だと思っていましたね。KELに決めた理由は、懇親会でお会いした先輩たちの人柄に惹かれたからです。Aさんと同じですね。

中村さん 大学時代、最も興味を持っていたのはAR(拡張現実)技術です。プログラミング(C・PHP)も勉強していたのでSEとして仕事ができる会社を探し、KELと出会いました。入社を決めたのは、面接試験が他のどの会社よりも楽しかったからです。会社説明会でお会いしていた採用担当者が「ようこそ!」という感じで温かく迎えてくれたので、最初からリラックスして話ができました。

浅沼さん Nさん、入社前は営業志望じゃなかったんだね。

中村さん そうなんですよ。最終面接で面接官の方から「営業職としてやってみないか」と言われて。一瞬、迷いましたけど、最終面接に臨む前からKELに入社すると決めていましたので、その場で「やります」と答えました。

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セキュリティ強化はどの企業にとっても最重要課題のひとつになっている。

現在の仕事について教えてください。

松山さん アプリケーションまわりの営業支援が中心です。案件として増えているのはシステムリフォーム。サポート期間が過ぎている環境(OS・サーバー)で使用している業務系アプリケーション(給与計算、在庫管理等)を適切な環境に移行するソリューションです。SEなので、業種・業界は問わず、状況に応じて先輩にサポートをお願いしながら進めています。

中村さん 製造業と金融業を除く全ての業界を視野に入れ、新規顧客の獲得を目指して営業活動を行っています。エリアは関東全域。
チームとして50社ほどのグループ企業を持つお客様をターゲットにしていて、リーダーの方針に基づいて個々にアプローチをかけています。

浅沼さん 既存の取引先が抱えている課題を解決するソリューションを提案しています。担当しているお客様は大手医薬品メーカーをはじめ15社ほど。
ニーズとして増えているのはセキュリティの強化ですね。SEに同行を頼んでログ管理ソリューションの提案をする機会が増えています。

中村さん セキュリティの強化はどの企業にとっても最重要課題のひとつになっていますよね。初対面のお客様でも、そこから入っていくと敏感に反応されます。

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大規模な案件ほど長い戦いになるので受注が決まった瞬間は爆発的な喜びがある。

やりがい、面白さを感じるのはどんな時でしょう?

松山さん 新しい製品・システムがどんどん出てくるので追いかけるのは大変ですが、だからこそ、自分が「これだ!」と思って選んだもののデモンストレーションをお客様先で行い、反応が良かった時には達成感があります。もちろん、営業担当から感謝された時も同じですね。

中村さん 一番気合いが入るのは、KELのことも私のこともご存じないお客様が、提案する機会を作ってくださった時。そして最も心が躍る瞬間は「次回までに解決方法を考えておいてください」と宿題をいただけた時ですね。その時点ではまだうまくいくかどうか分かりませんが、受注できる可能性がゼロではなくなったという事実を前にすると、俄然ヤル気が湧いてきますよ。

浅沼さん お客様は社内で何度もプレゼンを重ねて承認を得た案件について私たちベンダーにRFP(提案依頼書)を提示されます。そこからベンダー同士の戦いが始まり、お客様のもとへ1年以上通って提案を続けることも珍しくありません。大規模な案件ほど長い戦いになりますので、新規でも既存のお客様でも、受注が決まった瞬間は爆発的な喜びがありますよ。

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実績がそのまま報酬に反映されることが営業担当にとっては何よりの励みになる。

KELの魅力とは?

中村さん タスク管理にしろ、お客様へのアプローチにしろ、細かなことに干渉せず任せてくれるのがありがたいですね。新規営業はお客様の都合を最優先して行動するため、帰社時間が予定より遅くなってしまうことがあるのですが、チームの先輩・上司に「お疲れ様」とねぎらっていただいたことはあっても、「どうしてこんな時間になるんだ」と言われたことは一度もありません。

浅沼さん この3年間を振り返って改めて思うKELの魅力は、入社前に先輩たちと話した時から感じていた「若さ」と「明るさ」。抽象的ですが、これが会社の成長を後押ししている気がします。具体的な部分では、実績がそのまま評価に反映されるところ。営業担当にとっては何よりの励みになります。

松山さん 若手社員への期待の大きさは、新規ソリューション開発プロジェクト(新たなビジネスモデルの創出を目的として立ち上げたプロジェクト。入社1~3年目のすべてのSEが力を結集して取り組んでいる)からもヒシヒシと伝わってきますね。
入社前に感じていた「先輩たちの人柄の良さ」は、つい最近改めて実感したばかり。実家を出て一人暮らしをすると話をしたら、2人の先輩が当たり前のように車を出して手伝ってくれたんです。私も後輩に対してさりげなくこういうことができる先輩でありたいと思った一件でした。

浅沼さん Mさんは独身寮には入らなかったの?

松山さん 誰に聞いても「快適」という答えしか返ってこないから、入るつもりでいたんですけどね。今は皆入寮できるとのことですが、私の時は実家から会社までの距離が近かったから、入寮条件に合わなかったんですよね(笑)。やっぱり居心地はいいですか?

浅沼さん それはもう(笑)。家具付きの借り上げ物件で家賃は格安ですからね。言うことありません。好きなものを持ち寄ってパーティーを開いたりして、楽しくやっていますよ。
Nさんも関西出身だから寮生活だよね。

中村さん はい。本当に快適です(笑)。

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大きな可能性を秘めた製品を見抜く眼力とそれをビジネスにする提案力を身につける。

5年後に向けての目標、ビジョンを。

中村さん 今、自力で開拓している全てのお客様と、競合他社につけいる隙を与えない信頼関係を築き、その時代にマッチした製品・ソリューションを提供できていれば最高ですね。7年目といえばもう中堅。新人の面倒も公私にわたって見られるようになっていなければ、とも考えています。

浅沼さん 女性の営業担当がこれからがどんどん増えていくと思うので、後輩たちの目標となるような存在になっていたいですね。営業担当として成長するために必要なことを、言葉ではなく背中で伝えられる先輩――それが理想とする姿ですね。結婚して家族を持つ、というのはまだイメージできていませんが、仕事と家庭を両立できる環境は整っていますので不安はありません。現場を離れることがあっても、「戻ってこないか」と言っていただけるように頑張っていくつもりです。

松山さん 現在のソリューションが5年後もそのまま残っているほど、技術の進化が遅い業界ではありませんし、若手が現状維持でいいなんて考えていたら会社は成長しません。ですから目標は、まだ誰の目にも留まっていないけど大きな可能性を秘めた製品、今までの常識では考えられない組み合わせにフォーカスできる眼力を養うこと。そして、それをビジネスにするために必要な提案力を身につけておきたいですね。

※内容は取材当時(2017年2月)のものです。