仕事は難しい方がやりがいも大きい。成長の意思を持つ者にとってKELはまさに理想の会社。

管理職を意識することで気づいたチームで働くということの意義。

営業は売上成績さえ上げればよい。自分を磨き高めることが、会社やお客様の役に立つということなる。営業担当だった20代の頃、私はそんな思いで仕事をしていました。仕事の興味はとにかく営業成績を上げること。会社を支えているのは現場の営業だという思いで、管理職に昇格することはまったく望んでいませんでした。
そんな私に転機が訪れたのは、ある上司から「課長とは、普通の人が高い業績を上げられる組織を作る者であり、渡辺は今より大きな仕事をするために課長になるべきだ」と言われた時でした。管理職になるということは、組織力を活用し今より大きな仕事をするということ。この言葉が強く印象に残り、「組織」や「管理職」を意識し始めるきっかけとなりました。課長としての5年間は大変なことも多かったですが、チームで大型プロジェクトを動かすなど、やりがいも大きい時期でした。
ITを取り巻く環境は日々進化を続けており、ビジネスのスピードも加速しています。こうした変化に追随すべく常にアンテナを張り、営業スタイルそのものも変化させ続けるのがKELです。今後は組織力を活用し、並みいる強豪に打ち勝っていかなければなりません。管理職だけにとどまらず、これからの営業にはチームを編成し動かす能力を持つオールラウンダーが求められていると思います。

KELの未来を担う「答える力」も持った人材を育成する。

現在は17名の営業が所属する第一営業部の部長として、経営と現場をつなぐ役目を担っています。営業として現場に立ちたいという気持ちもありますが、チームを動かせる人材を育成するために現場のことは課長に任せ、自らはKELの未来を担う「“人を育てる人”(課長)を育てる」立場であることを意識しています。
また、全ての担当営業に現場で考えるチャンスを与え、「答える力」を身につけてほしいとも考えています。例えば道を尋ねられた時、あなたならどう対応しますか? 明確に道順を教えるということが一般的な回答だと思いますが、目的地まで一緒に行って案内してあげれば、尋ねた人はもっと満足されるでしょう。相手の期待を上回る結果を導き出すのが「答える力」です。お客様が求めている以上のものを提案する力、私たちにしか出来ない価値あるビジネスをより多く輩出する力が、これからのKELには必要です。「IT市場にKELありき」と思わせる、存在感ある会社にしていきたいと思っています。
KELの営業は決して楽な仕事ではないと思います。しかし、難しいからこそチャレンジする価値があり、魅力のある仕事でもあります。KELでは自分の意見、意思があれば、役職や年齢に関係なく自由に発言出来、どんな意見も真摯に受け止めてもらえる環境があります。若手でも責任ある仕事を任せてもらえることでお客様との信頼関係を構築出来、それが大きな財産となるでしょう。若手が伸び伸びと仕事が出来るKELは、約20年間営業に携わった今もなお、理想の会社だと自負しています。

オフタイム

妻と2人の息子の4人家族で、仕事とプライベートは完全に分けています。ただ、子育てを通じて、仕事上の人との接し方が変わったかもしれません。優しくなったと言われ、周りからも話しかけられることが増えました(笑)。今は趣味のサッカーを活かし、会社のフットサル部に所属するほか、地元の少年サッカーチームにコーチとしてボランティアで参画しています。

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キャリアステップ

1996年4月(入社1年目)
データシステム営業本部
営業として先輩のOJTの下、お客様を担当。プリンター・テープ装置の提案がメイン。
2001年4月(入社6年目)
同上
営業として業種を問わずお客様を担当。ITシステムの提案を行う。
2002年4月(入社7年目)
同上
同上、この年、売上が全社NO.1となり、社長賞を受賞。
2005年4月(入社10年目)
インダストリアル営業本部
営業として製造業のお客様を担当する傍ら、従業委員会では、副委員長を務める。
2006年4月(入社11年目)
第二ソリューション営業本部
製造業のお客様にチームで営業活動を実施し、チームリーダーを担う。従業委員会では委員長を務める。
2008年4月(入社13年目)
同上 課長
製造業のお客様を担当する営業部門で課のマネジメント業務を担当。
2013年4月(入社17年目〜現在)
第二ソリューション営業本部 第一営業部 部長
製造業のお客様を担当する営業部門で部のマネジメント業務を担当。

プロフィール

大学時代は理系で友人のほとんどが大学院に進学する中、営業に興味を持ち商社系のIT関連会社であるKELに入社。現在は営業部長として、部の売上達成のために17名の営業を束ねる。

心に残るお客さまからのひとこと

「KELさん以外から
購入することが難しい。」

深くお客様のシステムに関わり、中期計画の策定まで携わったお客様からの言葉です。システムに関わるほぼ全てを把握し、お客様もメーカーも、全ての取引要件を抑えることが出来たからこそお客様が口にしたひとことで、この言葉は営業冥利につきます。

※内容は取材当時(2015年2月)のものです。

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