INTERVIEW

営業
営業職 入社15年目
K.T.

第二ソリューション営業本部 第三営業部長
商学部卒/2002年12月入社
休日の過ごし方:ダイエットするためジョギングを始めたところ

KELに入社した理由は?

大学卒業後はPCとその周辺機器、サーバ、プリンタなどを主に扱う中堅商社の営業職として仕事をしていましたが、入社3年目から評価基準が大きく変わり、頑張っても報われない仕事になってしまったのです。それでIT業界を中心に転職先を探し、出会ったのがKELでした。タイミングとしては、企業の基幹システムなどに利用する大規模コンピュータをホスト系からオープン系へと切り替え始めていた時。国内トップ企業と取引のあるKELなら大きな仕事ができるという期待感がありましたし、面接では「お客様の要望に応えるのが仕事」という私のスタンスを高く評価していただいたと感じたので入社を決めました。

現在の仕事内容は?

製造・ゲーム業界の案件を中心に扱う営業本部で、世界的な企業グループを担当しています。KELにとって最も重要なお客様のひとつですね。入社14年目に部長に昇格してからは課員の育成・指導、各プロジェクトの進捗管理など、チームのマネジメント業務が中心ですが、KELの部長職は課員と一緒になって現場まで足を運びます。重要な局面でお客様へ提案・交渉を行い、合意を得て、KELとお客様との足並みを揃えることが私の役目です。入社当時からお付き合いのあるお客様の多くはマネージャーのポジションに就いておられますので、お互いに若手を積極的に登用し、時には教育してもらいながら、信頼関係を継続しています。

仕事の難しさ、やりがいとは?

入社当時は膨大な製品群からお客様の要望にマッチするサーバやストレージを選んで販売するというビジネスでしたが、今はお客様にとって最適なサービスを創出して提供できる時代。たとえば製造業のお客様にITインフラを提供する場合、販売やリースによる契約が一般的ですが、従量課金、時間課金型のサービスとして提供すれば、クラウド同様の利便性を実現できるのです。当社にとって最大のメリットは「データセンターも含め、お客様のITインフラ環境をすべて私たちに任せてください」と言えること。提供の方法や価格、フォローの範囲などをお客様に応じて設定する難しさはありますが、ライバル企業につけいる隙を与えないような信頼関係を構築できるという面も含め、今までにない手応えを感じています。

ワーク・ライフ・バランスについては?

営業担当の創意工夫によって今までにないサービスを提供できる状況になっているので、チームのメンバーが頑張り過ぎないように気を配っています。本人はやりたいことを実現するために仕事に取り組んでいるだけで無理している感覚はないと思いますが、KELでは全社的に“働き方改革”を推進しているところ。ピーク時などはサポートスタッフを増員し、メンバーの負担を軽減しています。定時退社や長期休暇の申請も誰に気兼ねすることなくできる雰囲気なので、ワーク・ライフ・バランスを保つのは難しいことではないと思います。うれしかったのは、今春の大型連休時に誰もいないオフィスを見渡した時。“休める時には遠慮しないで、きちんと休む”社員の意識が着実に変わってきていると実感しています。

KELの魅力は?

営業職として感じている一番の魅力は、お客様のニーズに応えられる可能性がきわめて高いこと。製造、金融、流通、ゲームなどの業界ごとにサーバやストレージなどのプロダクトに精通したSEが揃っていて連携も抜群にいいので、会社の規定や上司の方針に阻まれてやりたかったことを断念したという営業担当はひとりもいないと思います。市場分析から提案、交渉、導入後のフォローまで仕事の範囲も広いので、能動的に行動できる人にとってはやりがいのある会社ですよ。マネージャーとしては、チームのメンバーそれぞれの目標、個性を尊重し、長所を伸ばすことを第一に考えています。点ではなく線でお客様のニーズに応えていますので、チームワークの重要性を知っている方が仲間に加わってくれたら嬉しいですね。

今後の目標は?

部長になって2年。チームのメンバー全員が助け合いながら存分に力を発揮できる体制が整ったので、これからの目標は営業部全体の強化。そのためには私自身、これまでのお客様との信頼関係に甘んじることなく成長を続けていかなければなりません。その一方でこれからKELに入社する皆さんにも大きな期待を寄せています。仕事を頑張るだけでなく、できることならプライベートでも夢を叶えてほしいですね。そういう方がどんどん増えてマネジメントを担えるようになれば、企業としてさらにパワーアップできると思います。

キャリアステップ

2002年12月
(入社1年目)
第二ソリューション営業本部
製造業の企業グループを担当。お客様側の窓口が細分化されていたため、年間の提案営業数は200件を超えていた。
2005年11月
(入社3年目)
第二ソリューション営業本部
アシスタントマネージャー
売上の拡大に伴いチーム単位での営業活動がスタート。同時にアシスタントマネージャーとしてチームをまとめる。
2009年4月
(入社7年目)
第二ソリューション営業本部
(課長)
お客様の二―ズを先取りして的確に応えていくための戦略立案を担う。
2016年4月
(入社14年目~現在)
第三営業部(部長)
課員の育成・指導およびモチベーション管理、各プロジェクトの進捗管理など、部のマネジメント業務全般を担う。