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株式会社あおぞら銀行 様(導入事例)

キーワード
導入事例
RPA
ベンダー

管理業務に残っている手作業を自動化
様々な角度から可能性を見出すRPAで時間とコストを大幅削減!


「頼れる、もうひとつのパートナーバンク」。株式会社あおぞら銀行様のキャッチフレーズにはお客様に信頼される資産の運用や有効活用を提案したいという想いが込められています。同行は2016年度に勘定系システムを一新、さらに2017年には本店が移転(東京都千代田区麹町)するなど、大きな節目を迎えています。そんな中、ひとつの施策としてRPAを導入。まだ本稼働前の状態ながら大きな成果を上げているそうです。お話を伺ってきましたので紹介しましょう。


2017年5月、四谷のソフィアタワーに移転した本店

専門性と課題解決力で、多くの企業・組織を支え続ける銀行

株式会社あおぞら銀行様(以下、あおぞら銀行)は、1957年に日本不動産銀行として設立され、前身の日本債券信用銀行の時代から、専門性を持った資金調達や課題解決型営業というスタイルで確固たる地位を築いてきました。

現在ではシニア層にスーパーフォーカスした資産形成サービスや、いち早く取り扱いを始めていた「VISAデビット」などの商品を前面にサービスを拡充しています。法人部門においても、従来から続けている課題解決型営業をテーマに、中堅・中小企業や地域金融機関の課題に合わせた提案等を行っています。

「2016年に勘定系システムを更改、2017年に本店移転と大きなイベントが続きました。タイミングとしても本年度が銀行全体の中期計画の最終年度にあたることから、IT部門でも昨年から次のシステム戦略を練り始めていたところでした。そんな中、コンセプトもわかりやすく、即効性がありそうだということでRPAに注目しました」と語るのは、あおぞら銀行執行役員 チーフテクノロジーオフィサー副担当 アプリケーションマネジメント部長 山田知行氏です。こうしてRPAの導入が検討されました。

あおぞら銀行の特長として専門性の高さが挙げられますが、取り扱う商品が少量多品種であるため、オーダーメイドの業務も多くシステム化が難しい部分があるとのこと。

「いろいろなソリューションで対応していますが、EUCで対応しているものも多くあります。RPAの取り組みは、EUCを通じて現場の業務を支援していることもあり、入りやすいのではないか思いました」と山田氏は当時を振り返ります。

コンセプトが明確で即効性が期待できるRPA

「RPAは2016年11月頃から検討を開始し、翌月にPOCをスタートさせ、3月に導入に向けた結論を出すというスケジュールでした」と語るのはアプリケーションマネジメント部 担当部長 中島充氏。その際、RPAシステムの導入やPOCを共にサポートしたのがKELです。

「KELとは以前からお付き合いがありますが、昨年の勘定系更改の際にEUCの移行を手伝っていただいた経緯があったので、当行の実務をよく知っています。それにRPAのソリューションもお持ちなのでコンペに参加していただいたのです」と山田氏は語ります。その結果、POCの段階から実務レベルで検証をしたいという意向に一番近い提案を行ったKELをパートナーとして決定しました。

「導入時から実務の中でも典型的なパターンをいくつか例に挙げて検証用のプログラムを作ってもらいました。短い期間で大変だったと思いますが、期待した通りに作っていただけたので、RPAのよいところ、悪いところがよくわかり、方向性が見えやすくなりました」と山田氏は当時を振り返ります。

RPAは一般的なITソリューションとは異なり、要件に合わせてシステム化をしていくのではなく、今やっている作業をシステムに乗せていくようなツールになります。POCの結果から、RPAはシステム化されていない分野に対するシステム化、業務効率化のツールという認識のもと、実業務での運用検証を継続していくこととなりました。

「RPAの概念の説明や自動化のデモを行うなどして、現場にRPAのイメージを掴んでもらいながら運用検証を行いました」と中島氏は語ります。

4,000時間もの削減! 大きな効果を生んだRPA

山田氏、中島氏らのもと、本番業務に適用させる開発と運用検証が行われました。「運用検証では、個別性の高い5つの業務を対象に年間4,000時間の削減効果を目指しました」と山田氏は話します。

申請書の作成業務を例にしてもあおぞら銀行ではいくつもの個別パターンがあることは先にも少し触れました。しかし、それぞれのパターンにも共通している業務や実作業は多いのだといいます。

「ここにRPAを適用したら面白いと思いました」と笑顔で山田氏が語るとおり、この狙いが見事に的中。想像以上に大きな効果に繋がったのだそうです。

「各担当者がこれに30分、1時間と時間をかけるわけですから、一部分でも負担が軽減できれば適用範囲の広い作業だと劇的な効果を生むのです」と山田氏は分析します。

RPAで業務の見える化も
現場とIT部門を繋ぐツールに

POCに続き、実業務による検証も順調に進み良好な結果を得た今、現在は実運用に向けた準備段階に入っています。「あまり効果が出ないものもあるかもしれないと思っていましたが、取り上げた業務に関してはすべて期待通りの効果が出ています」と山田氏。

RPAによるさらなる業務効率化やコスト・時間の削減効果の他、今回の実業務による検証を通じて面白い発見もあったそうです。「現場の方から作業手順をお聞きする際、ご自身の作業手順を客観的に説明できない方もおられました」と中島氏。また、ドキュメント化された作業手順の中にも関係者しか理解できないようなものもあったそうです。

「しかし、自動化するので手順を見せてください、と画面操作を自動記録しながら内容確認を進めることで相互の業務理解を深めることができました。この方法であれば、本格的なシステム化には向いていない仕事も見える化しやすくなります。RPAによる自動化がゴールではなく、業務効率化の入り口なのではないか、そう感じています」と中島氏は語ります。

今後も対象業務を増やすべく、実運用のルール整備とともに適用業務を選定し開発を継続させていくという山田氏と中島氏。「やはり事務と並んで手作業が多いのは本部の管理業務です。システム化しづらいために時間を費やしている作業は多く、ここへRPAを適用していけば効率的な運用に結びつくと思っています」と山田氏は最後に語ってくださいました。RPAを通じて大きな効果と発見を得たあおぞら銀行様。同行のさらなる飛躍を支えるべく、KELは今後も精一杯の力でサポートを続けていきます。

Basic Robo!の構成

プロフィール紹介

社名株式会社 あおぞら銀行 (http://www.aozorabank.co.jp/)
所在地東京都千代田区麹町6-1-1
創 業1957年
設 立1957年
従業員数1,730名(2017年3月31日現在)
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